猪苗代湖:鳥類の渡りの環境によってさまざまな個体たち

白鳥の場合を例に挙げてみよう。

10月に約1ケ月かけてロシアからやってくる、その時の個体の環境はほぼ同じと考えられる。しかし日本で約半年間越冬して帰るまでには、地域によってさまざまな状態になって戻ることを知っていますか?

画像を見る限りでは、猪苗代湖で越冬した個体と、他の地域で越冬した個体の色が違うのがうかがえる。

猪苗代湖は水質が良好な為、体(羽)が汚れません。
一方、別な場所、特に沼で湿地帯(「ドブ」のような環境の適さないところ)で過ごしてきた個体は、体(羽)が汚れてしまうのです。