2022年12月25日渡り鳥「定時定点」を振り帰って

例年ですと12月25日現在で1000羽~2000羽弱の個体数が猪苗代湖で確認されます。

今シーズンの個体数が2月20日までは非常に少なかった。(2月18日現在約600羽前後です。)今年は温暖の差が大きかった事。12月中旬の大雪以来雪国らしい積雪はあまりなかった。しぶき氷も出来ては溶け、出来てはまた溶け、また出来るというような気候であった。

10月~12月にかけて湖の水位が非常に低かったところに、12月18日(夜)から19日に掛けて大雪で北岸の湖岸沿いは雪が積もり一気に餌場を奪われてしまいました。水鳥たちは餌を求めて渡ってきましたが、越冬する環境が「衣食住」奪われてしまった。そのため餌を求めて避難した個体や南下した個体が多く猪苗代湖では環境が整わなかったのが原因と考えられる。「白鳥の個体数と雪(積雪)は今までの経験から比例してきた。」

このような状況からして2月20日過ぎ個体数も増えてきましたので、3月以降雪か雨が降る可能性があるかもしれません。

白鳥浜から長田地区の間個体数が激減したことについては、伏せておきたい。