今シーズンに目立った白鳥飛来の特徴(2024年12月25日現在)

 猪苗代湖は「コハクチョウの湖」として知られております。しかし今シーズンはオオハクチョウが全体の約半数(12月25日の調査結果)渡ってきています。近年オオハクチョウが少しずつ増えては来ていましたが、この時期にこれほど多くの個体数が渡ってきたことは初めてです。

 オオハクチョウの越冬地である北海道や新潟方面が大雪になる恐れがあるため、動物本来の生物的超能力で感知し安全な(餌を求めて環境の良い)猪苗代湖に渡ってきた可能性があるのではないか。オオハクチョウに反比例してコハクチョウが非常に少ない。例年の半分以下です。コハクチョウは何処に行ったのでしょうか?

※標識白鳥が1羽滞在しております。この個体は2024年4月7日クッチャロ湖放鳥した個体です。
 首 環:Ornitera製首輪型発信器/白52
 足 環:15A-01050